2017.6.15シロギス釣り

2017.6.15シロギス釣り

 

615日、千葉県民の日にお客様と船を貸し切って、南房総市の岩井海岸にシロギス釣りに行ってきました。天気に恵まれ楽しい一日を過ごすことができました。シロギスもそこそこ釣れて、皆さん自宅で釣った魚をその日のうちに食べられて、ご満足いただけたようです。良かった、良かったです。

 

ところで最近、特に今年に入ってから私自身中々、釣果に恵まれません。釣りの下手な私だけならまだしも、私よりはるかに上手い釣友達も芳しくないようです。メディアでも例年より低調な釣果が目立つ気がします。

 

岩井海岸も20年前から県民の日に毎年、ベテラン船頭さんの操船する船で釣らせてもらってました。初めて行った頃は港の目の前で、仕掛けを入れて海底に着くとすぐに魚信があり20cmオーバーのシロギスがおもしろいように釣れました。今年は船で30分近く走ったところで釣り、魚もポツン、ポツンと魚信を送ってくれる程度で、20cmオーバーの魚は滅多にきませんでした。港に帰るとシロギスが1匹も釣れていない船もいました。ビックリです。内房のキスは例年、今がピークだと思います。

 

この日本で魚が獲れなくなる原因はいろいろ推論されても、研究者も研究費用も海外に比べて少なく今のままでは、いつまで待ってもわからないと思います。わからないうちに魚がドンドン減っていく。岩井も20年前に乗っていた船もほとんどが当時のまま。昭和50年代に日本の漁業の漁獲高のピークがあり、設備投資のピークもたしかその頃だと思います。少なくなる魚、古い船で古い装備で魚を獲る漁師。今の日本の漁業です。このままではいつまで釣りができるのだろう、いつまで魚が獲れるのだろうか。