2017.5.19茨城県大洗沖マコカレイ釣り

茨城県大洗沖マコカレイ釣り

 旬あじけんも5月で1周年を迎えることになりました。

 

 今まで勤めていた郵便局の仕事とは全く違う仕事を1年間働いてやっと今後も旬あじけんで働く心身ができてきたと思ってます。

 

 旬あじけんを始める一つのきっかけが「自分が普段食べている魚を、皆様にたべてもらい、魚の美味しさを知ってもらいたい。」がありました。

もともと釣りを趣味にしていた私は、月に1~2回の釣行時の獲物を食べていました。魚を食べる釣り人は、釣った魚を美味しく食べるためのノウハウを、船頭さん、釣り船の常連さん、釣り友や雑誌、ネットなどのメディアで知識を得て実践し知恵に変えて経験と共に持ってます。

「自分が普段食べている魚を、皆様に食べてもらい、魚の美味しさを知ってもらいたい。」を実行するため、今、私が一番にお勧めしたい常磐のマコカレイを釣りに、早朝5:00に茨城県大洗港から出船しました。

 

 毎年この時期に数回は足を運んでいました。当店では主に宮城県からマコカレイを仕入れてますが、常磐マコカレイのほうが肉厚で甘みも強く感じます。

釣魚の利点は、お客様にお渡しするまでの過程が全て自分でコントロールできることです。釣れた魚の締め時、締め方、船上での保存、陸に上がってから店までの保管方法などです。じつは釣れた魚によって変わってきます。

 それはさておき今回5:00~12:30まで船に乗り獲物はムシカレイ5匹だけでした。本命マコカレイを手にすることはできませんでした。残念。改めて当店に魚を入れてくれる漁師さんたちの凄さを知りました。

ムシカレイは表皮に虫が食べたような跡があることから名づけられたと聞きます。身質はマコカレイにくべて柔らかく煮魚より焼き魚に向いてます。山陰地方ではムシカレイの仲間の干物が高級品で流通してます。

 店に戻り干物と5枚卸にした切り身に加工しました。

どちらも私が自信を持ってお客様にお勧めする商品です。

今回、獲物が少なすぎましたが、少しでも「魚が好きです。」と言ってくれる人を増やすために、今後も釣ってきた魚を皆様にお届けしていこうと思います。

 

4月に提供させていただいたマコカレイ

今回釣れたムシカレイ

干物にしているムシカレイ